治安情報は「変化」に要注意

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あふれる情報から自分に直結する情報を再確認

 

日々の情報の整理が大切です、ということはわかっていただけると思うのですが、そうはいっても公開情報は世の中に溢れかえっています。ちょっと治安の悪い国であれば、スリや置き引き、地元の人同士の殺人事件であっという間にエクセルが埋め尽くされる、ということもありえるかもしれません。

 

情報の整理そのものは毎日5~10分でも、一定期間経過して、すべてを読み返しているとあっという間に時間がなくなってしまいます。また記事の中に出てくる固有名詞(犯人や被害者の名前、犯行グループの名前、地名など)をすべて詳細にチェックするのも一仕事です。日々世界でご活躍中の読者の皆様にとって、一件一件治安事案の詳細を調べていては日々の業務に支障をきたします。

 

手に負えないほどあふれる情報の中から、自分たちの危険に直結するような情報をどのように見分ければよいのでしょうか?

 

まずは整理した情報の中から、以下の三つのポイントを踏まえて一度情報のリストを再確認してみてください。

 

1)自分たちの行動範囲内で発生した事件

2)外国人(日本人を含む)が被害に遭っている事件

3)その他の事件と明らかに異色の事件(一般犯罪が多い中で大きなテロがあった、治安部隊と銃撃戦があった、など)

 

地元の人同士の犯罪、それも自分たちが普段行かないような場所での犯罪であれば、発生頻度やその凶悪さはともかくとして日本国内でも起こっているものです。これらに過剰に反応していてはどの国でも安心して仕事ができなくなってしまいますので、ある程度の諦めが必要でしょう。

他方で、自分たちの行動範囲内で、かつ外国人を狙ったと思われるものや巻き込まれた時の危険度が明らかに高そうな事件はちょっと注目しておかなければなりません。

 

このように自分たちにどの程度関連しそうか、を踏まえて情報をスクリーニングすることで、より自分たちの身に差し迫った危険があるのかどうかを判断することが可能になるのです。

【次ページでは・・・自分の危険に直結しそうな情報をさらにより分けるためのポイントをご説明します】