ソロモン諸島不発弾の爆発

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2020年9月20日大洋州ソロモン諸島の首都ホニアラの住宅街付近で、第二次世界大戦時代の遺物と思われる不発弾が爆発しました。

この爆発により、不発弾処理の活動を行っているノルウェーのNGO関係者2名が死亡しました。2名はイギリス人とオーストラリア人だったと報じられています。現在現地警察が事実関係等を捜査していますが、本件はあくまで不幸な事故であり、テロ事案ではなさそうです。

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ソロモン諸島の首都ホニアラの位置

日本国内はもとより、欧州や旧ソビエト圏、また太平洋諸国各地には今でも地雷や不発弾が置き去りになっていることがあります。見慣れない物体を地中や林の中で発見した場合には手を触れずに治安当局に知らせるようにしてください。また、通常爆発物処理が行われる場合、一般人には事前に退避命令が出されます。海外で同種の指示を受けた場合は必ず指示に従い、安全を確保するようおススメします。

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