インド西部宗教的衝突に伴うヒンズー教徒殺害事案

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2022年6月28日インド西部ラジャスタン州ウダイプールで、イスラム教を侮辱する発言をした与党インド人民党(BJP)幹部をネット上で支持したとして、ヒンズー教徒が殺害されました。犯人の2人は既に逮捕されています。

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ヒンズー教徒とイスラム教徒の衝突に伴い暴力が発生したウダイプール市内の様子(Times Nowのウェブサイトよりキャプチャ)

 

犯人は殺害の様子とモディ首相を脅迫するソーシャルメディアに投稿、ソーシャルメディアが広まり、殺害をめぐる抗議活動が発生しました。ウダイプールの7つの地区には夜間外出禁止令が発令され、インターネットが停止されています。

今月初めに、インド首都ニューデリーを含むさまざまな都市では、与党幹部のイスラム教侮辱発言に対する抗議集会が開かれ、2人が死亡し、300人が逮捕されています。

今後、同国では宗教間の衝突に発展する可能性も否定できません。現地滞在中の方は最新情報にご注意ください。

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