日本国政府外務省の特設ページ
いよいよ2022年のサッカーワールドカップの開幕が近づいてきました。過去に例のない冬季に開催されるワールドカップとあって波乱も予想されます。日本代表はスペイン代表、ドイツ代表、コスタリカ代表と同じグループに入っており相手関係は楽ではありませんが4年に一度の世界大会、日本代表の活躍を期待しましょう。
さて、日本政府による帰国時のPCR検査や隔離措置のルールも徐々に緩和されています。11月、12月に試合が行われるカタールに足を運ばれる方も多いのではないかと思います。現地カタールではそれほど治安について懸念すべき状況ではありませんが、まったくの無防備で現地に渡航していいというものではありません。例えばスリや強盗のような一般犯罪、熱烈な他国サポーターからの暴力等に巻き込まれる可能性な十分想定されます。また、今回はイスラム教を重んじる国での開催となります。普段日本国内で無意識に行っている公共の場所での飲酒や豚肉製品の持ち込み、あるいは無許可での撮影(動画・写真等)に注意も必要です。
こうした、カタールサッカーワールドカップに合わせ現地渡航される日本人の方向けに在カタール日本国大使館は9月12日特設サイトを開設しました。
在カタール日本国大使館「FIFAワールドカップカタール大会2022 特設サイト」https://www.qa.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00386.html
現地入りされる方はぜひともこちらのページをお気に入り等に登録の上、観戦をお楽しみいただければと思います。このページを作成している2022年9月15日の時点ではPDFが3枚掲載されているだけですが、今後大会が近づくにつれ情報が充実することが想定されます。
なお、外国から渡航してカタールワールドカップを観戦するためには渡航許可証と試合観戦のファンIDを兼ねた「ハヤカード(Hayya Card)」の取得が必須とされています。現地観戦予定の方はまずこのハヤカードを取得した上で宿泊先や滞在中の観光ルート等をご検討下さい。
上記特設ページでも日本人サポーターのサポートに備えている様子が伝わってきます。ただ、残念なことに案内がPDF方式となっており、サッカー観戦にPCを持って行かない方にとってはやや見づらい状況です。弊社サイトでは、上記大使館サイトの情報をスマホやタブレット端末でも見やすいよう、画像にしてtwitter/FBにてお届けします。
新型コロナウイルス感染症対策の緩和(10月28日追記)
11月1日より、カタール入国時に新型コロナウイルス感染症にで陰性であることの提示(PCR検査ないしは抗原検査)が不要になりました。また、入国前のカタール健康アプリへの事前登録も不要になりました。ただし、医療施設に入館する際は、現地アプリで健康状態を証明する必要があります。
全体的な注意事項
カタール治安最新情報(2022年11月)
所在地:Building No.50, Street No.910, Zone No.66, New Diplomatic Area, Onaiza, Doha
電話番号:+974-4440-9000
E メール:eojqatar@dh.mofa.go.jp
当館 HP:https://www.qa.emb-japan.go.jp
開館時間:日曜~木曜 午前 7:15 – 午後 4:00
領事窓口:午前 7:30 – 午後 3:00
World Cup Qatar 2022
皆様ご自身や観戦仲間がトラブルに遭った際にも役に立つ情報だと思います。カタールでのサッカー観戦にいらっしゃる方のうちこういった情報をご存じない方がいらっしゃるようであれば、どうぞこちらのサイトを共有いただければ幸いです。
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