コンゴ民主共和国西部 民族間の衝突激化

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2022年7月中旬以降コンゴ民主共和国西部、コンゴ共和国との国境付近のマイ=ンドンベ州クワムチュ地域で、地元テケ族とヤカ族との部族衝突が繰り返し発生しています。過去2か月ほどで少なくとも150人以上が衝突や襲撃により死亡しています。

 

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首都キンシャサから100キロ程度のクウィル州内には部族衝突の影響を避けるため避難してきた国内避難民が2万人以上流入しているとの報告もあります。暴力行為はクウィル州北端の主要都市バンドゥンドゥにも及んでいるとの情報もあり、今後さらに混乱が拡大した場合には首都キンシャサ方面の道路等での警備体制強化が行われる可能性も否定できません。日本政府は以前から首都キンシャサとその周辺のキンシャサ州及びクウィル州とマイ=ンドンベ州を「レベル2:レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に指定しています。周辺に長く滞在経験のある方も直近の治安情勢を踏まえ衝突が発生している地域への立ち入りは慎重に検討するようおススメします。

 

【参考情報】コンゴ民主共和国治安最新情報

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