2023年3月8日ベルギー首都ブリュッセルの地下鉄に対する爆破予告が行われました。この関係で、特に2号線、6号線に対し警備体制が強化されています。
大多数の爆破予告は愉快犯/でっちあげですが、滞在中の方は現地最新情報にご注意下さい。
爆破予告は現地7日、メールで行われたと報じられています。当局は信ぴょう性に疑いがあり、愉快犯の可能性があると指摘していますが、ブリュッセル市内の地下鉄2号線、6号線、特に中心部のYserとRogierの駅周辺で治安要員を増員するなど警戒を強めています。
爆破予告そのものは日本を含め全世界どの国でも多発している犯罪です。その大多数は「でっちあげ(Hoax)」であり、爆発物が本当にに仕掛けられるケースはごく稀です。これは予告そのものはメールやSNS等で簡単にできてしまうことに対し、爆発物の保管や作製、実際の設置には高度な技術が必要だからです。
ただし、ブリュッセルでは2016年国際空港と地下鉄路線内で爆破テロが発生しています。現在同テロ事案の裁判が行われており、類似の犯行が行われる可能性を否定しきれないタイミングと言えます。