フランス北東部ランス大学病院内での刺傷事案

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2023年5月22日フランス北東部、ランスの大学病院内で病院関係者が刺され、一名が重症を負っています。犯人は病院内で身柄を拘束されています。

 

現時点で事件の背景は不明ですが、現時点でテロではなく殺人未遂として捜査されています。ただし、男は精神的な疾患で保護観察下にあった人物であり、明確な動機等があったかは定かではありません。他方で、医療現場の安全性が確保されていないという問題が浮き彫りになっており、「病院関係者の37%が何らかの暴力被害に遭ったことがある」との統計も示されています。

フランスの保健大臣が公務の予定を変更して現場に向かうなど、医療機関での凶行に対し波紋が広がっています。

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