チリ首都の財団施設での爆発未遂

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2023年5月22日チリ首都サンティアゴ市プロビデンシア区にある財団施設で、放置された不審物(配達用バック)が発見され、通報を受けた警察は、付近一帯の避難措置を行いました。
不審物は、時限装置付きの爆発物であることが判明し、警察による爆破処理が行われ、既に付近の安全が確認されています。

 

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爆発物処理班による捜査の様子を伝えるチリ国営放送(チリTVNのyoutubeよりキャプチャ)

 

当局によると、爆発物は外からは見えないよう設置されており、爆弾に設定された時刻は発見時よりも前の時刻でしたが、起爆装置の不具合のため爆発しなかったとのことです。現時点で犯行の背景・動機は不明であり、また犯行声明当の発表されていません。財団の責任者は「このような事件で標的となる理由がない」と言及しており、警察により捜査が進められています。

不審物発見時は「触れない・嗅がない・動かさない」の三原則を念頭に安全確保を優先頂くようおススメします。
現地日本国大使館も不審物に関する注意喚起を行っています。

 

【参考コラム】不審物ってどんなもの?

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