2023年5月24日ギニア首都コナクリ市内中心部の目抜き通りで軍政に反対するグループがデモを呼びかけています。軍が掌握する政府側はデモの実施を許可しておらず、デモ隊と治安当局/軍の間で衝突等が発生しうる状況です。
ギニアでは2021年9月のクーデターにより軍が実権を掌握しています。軍が支配する政府により、現在デモは禁止されている他、必要に応じて携帯電話やインターネット接続が遮断される等、政府側もデモを抑え込む各種対応を行っています。しかしながら、軍政に反対する6つの組織の連合体であるFVG(ギニア生存フォーラム)の呼びかけを基点に首都コナクリの他、地方都市部でもデモが続発しており、軍や警察との衝突も散発的に発生しています。過去の衝突では軍側がデモ参加者に銃撃を行い死者が発生した経緯もあります。
群衆や治安当局、軍の集結地点には近寄らず、安全を最優先に行動頂くことをおススメします。
【参考ニュース】ギニア反軍政デモ参加者への銃撃(2022年8月17日)