ケニア全土での大規模洪水

この記事のURLをコピーする

2024年4月24~25日にかけ、ケニア全土で大雨が降り各地で洪水が発生しました。3月中旬以降断続的に降雨による洪水が発生しており、これまでに32人の死亡が確認されています。25日以降首都ナイロビ近郊でも更なる豪雨が予想されており警戒が必要です

kenya-flood
ケニア首都ナイロビ近郊のスラム街が浸水し住民が屋根の上で寝ている様子(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

ケニアでは例年になく雨が続いており、これまでに国土の半分程度(日本の本州よりも広い面積)で浸水や洪水被害が発生しています。国連によれば先週までの雨で少なくとも4万人は自宅からの避難を余儀なくされており、被災者は10万人を超えるとのこと。現在被害は一層拡大していると想定されています。また、全土で幹線道路の洪水や線路の浸水により都市間移動が困難になっています。ケニア鉄道は現時点で全土の列車が運休しています。

今後も更に雨が降る可能性が指摘されており、滞在中の方は最新の気象情報にご注意下さい。

海外安全メールマガジン登録