ベルギー東部リエージュ鉄道駅での不審物発見

この記事のURLをコピーする

2024年6月8日ベルギー東部リエージュのギュマン駅のプラットホームで持ち主不明の鞄が発見され、一時駅が封鎖される事案が発生しました。乗客や駅員等200名以上が避難し、爆発物処理班が出動しましたが、爆発物は発見されず約2時間後に警戒が解除されました

 

ベルギーでは2016年首都ブリュッセル市内で空港や地下鉄駅で連続爆破されるテロが発生した経緯があります。昨年10月にはベルギー自身が自国内のテロ警戒レベルを最高レベルに引き上げた経緯もあります。現時点でテロ警戒レベルは上から4段階中の上から2番目となっています。同国内でのテロ警戒は高止まりしており、一般的な日本における「治安の安定した欧州の中心国」というイメージと実態がやや乖離している点ご注意下さい。

万が一滞在先や旅行先で持ち主不明の荷物を発見した場合にはその場を離れること、また爆発物の捜査等が行われている場合には必ず治安当局の指示に従い、速やかに封鎖区域を離れることをおススメします。

 

【参考】ベルギー最新治安情報

注)日本政府外務省の危険情報が設定されておらず、地図も白(警戒情報なし)になっていますが、テロに対する特別警戒情報が設定されています。また、米・豪両国はベルギー全土が色付きのリスクマップとなっている点にもご注意ください

海外安全メールマガジン登録