チリ中西部観光地での邦人ひったくり被害

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2024年10月13日現地お昼頃、チリ中西部の観光地バルパライソ市内の路上で現地在留の日本人2名が現地の若者らに囲まれカバンを強奪される事案が発生しました。身体への被害はありませんが、直近同市内で刃物を用いた強盗も発生しており、注意が必要です

 

チリの都市部は比較的治安が安定しており、日本人の方も旅行・駐在が可能なエリアと言えます。

ただし、日本と比較すれば犯罪発生率は高く、今回のように白昼堂々と強盗やひったくり、スリ等が発生しているため日本と同じレベルの注意では無事に過ごせるとは限りません。チリに限らず必ず現地の治安情勢に見合った注意レベルを維持することを推奨します。

在チリ日本国大使館からは以下がひったくり対策に有効であるとして注意喚起がなされています。

 

【ひったくり対策】
・狭い路地等にむやみに入り込まない。
・危険な地域に出かける時は、出来る限り複数人で行動する。
・常に周辺への注意を怠らない。
・貴重品は、人目に付くところに出さない。
・貴重品は、出来る限り持ち歩かない。
・万が一、被害に遭ってしまった場合は、深追い、無理な抵抗はせず、相手を刺激しない。

なお刃物や銃器を用いた強盗事件の場合はもちろん、ひったくりの場合でも奪われた金品を取り返そうと、犯人を追いかけたり、抵抗することは危険です。金品を取り返そうとしたばかりに命を失う結果にならないよう、強盗被害遭遇時の注意事項をまとめたコラムも是非ご覧ください。

 

【参考コラム】旅行中強盗に遭遇してしまった時は…

 

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