2024年11月15日アメリカ南部テキサス州の中心都市ダラス市内にあるラブフィールド空港で乗客を乗せた航空機が銃撃を受ける事案が発生しました。出発に向け準備をしていた国内線の機体が銃撃を受け滑走路は一時封鎖されました。負傷者はいないとのことですが、銃撃の背景は現時点で不明です。
※ダラス・ラブフィールド空港は日本から直行便が飛んでいるダラス・フォートワース空港とは別で、主に米国内の国内線が離発着する空港です。
銃撃を受けたのはダラスからインディアナポリスへ飛行予定だったサウスウエスト航空機です。現地午後10時前に一般の乗客が既に乗り込んだ状態で、パイロットブースの右側下に銃弾が当たったとの情報があります。幸い銃弾が機体を貫通した証拠はなく、通報を受けて駆け付けた警官も航空機への着弾痕を確認したとのこと。事件の直後、同機はゲートに戻り、乗客はターミナルに戻ったほか、一時同空港は封鎖されました。銃撃の背景や犯人に関する情報は現時点でありません。
航空機への銃撃はパキスタンやハイチ等で死者を伴う事件が発生しています。旅客機に乗り込んだ後に航空機が銃撃を受けた場合、被害を軽減することはほぼ不可能です。ただし、銃撃を受けた際の避難や旅程変更については航空会社及び当局の指示に従い対応して下さい。