2024年12月1日ギニア南東部、ヌゼレコーレ市のスタジアムでサッカーの試合が行われている際、サポーターを絡めた衝突や将棋倒しにより100名以上が死亡しました。地元警察当局は更なる混乱が発生しないよう、警戒を強めています。
現地情報によれば、スタジアムでは北部ラべと地元ヌゼレコーレのサッカーチームが対戦しており、アウェイチーム側に不利な判定が相次いだことで同チームのサポーターが投石やフィールドへの侵入を始めたことがきっかけとされています。混乱が拡大したことを受け、警察が催涙ガス等を用いて群衆を解散させようとしたものの、突然の催涙ガスの使用により、より大勢が抗議に参加し衝突規模が拡大した模様です。本衝突の後、サッカーとは無関係に警察署への焼き討ちなども発生しています。
現時点で正確な死傷者数は発表されていませんが、少なくとも数十人単位で死亡が確認されているとの情報があり、最終的な死者は100人を超える恐れがあります。