モザンビーク選挙関連暴動の警戒

この記事のURLをコピーする

2024年10月下旬からモザンビークでは総選挙の結果への抗議活動が断続的に行われています。野党大統領候補が非暴力的にデモを行うよう呼びかけていますが、実際には過去2か月で100人以上が死亡しております。12月23日の選挙最終結果発表前後に混乱が拡大する可能性もあり、注意が必要です。

 

モザンビークでは10月9日に実施された総選挙で与党の大統領候補の当選が見込まれていますが、野党候補のモンドラーネ氏が選挙不正を訴えています。モンドラーネ氏の呼びかけに呼応してこれまで同氏の支持者がストライキや道路の封鎖、商店への襲撃等が発生しています。デモの一部が暴徒化する事例も断続的に発生しており、これまで110名以上が死亡しています。

モンドラーネ氏はあくまで非暴力的な抗議活動を行うよう呼びかけていますが、現状政情は極めて不安定です。これを受け、現地日本国大使館は滞在中の日本人に対し特別な注意喚起を発し「安全な地域での宿泊場所、通信・移動手段の確保及び水・食料・燃料の備蓄に加え、デモ期間中は不要不急の外出は控えてください。また、外出時は不測の事態に巻き込まれないよう注意し、万が一、デモや集会の現場に居合わせた場合には、すぐにその場を離れ、自らの安全の確保をお願いします。」と呼び掛けています。

 

 

 

 

海外安全メールマガジン登録