2025年1月18日現地午後、ナミビア首都ティントフック市内中心部の宝飾店に対し武装した一団が強盗に入りました。警備員1名が銃撃を受け死亡しています。駆け付けた警官らと犯人側が銃撃戦となり、1名が死亡、1名が負傷、2名は武装したまま逃走中です。
本事案は旅行客や一般人を狙った犯行ではありませんが、日本大使館から約600mの場所にある店舗付近で銃撃戦になった点に注意が必要です。犯人は4人組とみられており、複数の銃で武装し、現地のダイヤモンド販売店に押し入りました。警察との銃撃戦の末自殺した1名と負傷し逮捕された1名に加え、2名が相当量のダイヤモンドと銃器をもって逃走中とのこと。
逃走中の犯人らが一般人を無作為に銃撃する事態は想定しにくいですが、今後警察による立ち入り捜査の際など付近で銃撃戦が発生する可能性がある点には注意が必要です。また、本件とは別に市街地での銀行強盗、両替店、宝飾店等への銃を用いた強盗が発生しうる点にも注意が必要です。一般にナミビアはアフリカの多くの国よりも治安は安定していると評価されていますが、注意を怠ってよい場所ではありません。