2025年2月13日、インドネシア東部レウォトビ・ラキラキ火山の火山活動が再活発化しているとして警戒レベルが最高に引き上げられました。火口から半径6キロメートル以内の立ち入りが禁止されている他、周辺住民に対し、降灰の影響時にはマスクやゴーグルの使用が推奨されています。
インドネシア東部、東ヌサトゥンガラ州東フローレス県のレウォトビ・ラキラキ火山は昨年11月4日に噴火し、10名以上が死亡しています。その後火山活動が落ち着いたとして警戒レベルは4段階中の上から2番目に引き下げられましたが、13日付で再度最高レベル(4段階中の4番目)に引き上げられました。
インドネシア災害対策当局は同火山の火口から半径6キロメートル以内の範囲(南西から北東は風向きを考慮し7キロメートル)内への立ち入りを禁止しました。また、降雨後の土石流や降灰に注意するよう周辺住民に呼びかけています。
また、過去同火山の大規模噴火では周辺一帯に火山灰による影響が広がり、航空機の運航に支障がでたこともあります。滞在中の場所が火山付近でない場合でも火山活動状況に十分ご注意下さい。