トリニダードトバゴ首都国際空港での銃撃殺人事案

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2025年4月17日トリニダード・トバゴ首都ポートオブスペインの国際空港で到着した乗客らが出迎えの車に乗った直後複数の男が銃撃を加え、1名が死亡しました。標的の一人だったと思われる乗客1名は税関区域に逃げ込み無事でした。建物外での銃撃では30発以上の弾丸が発射されたとのこと

 

トリニダード・トバゴでは治安の悪化を防止する目的で3か月半の間非常事態宣言が発せられていました。4月13日深夜に同宣言は解除されましたが、首都の国際空港における出迎えエリアで銃撃が発生し、1名が死亡する事案が発生しました。本件は一般の方も利用し、通行する場所での突然の銃撃であり、流れ弾等による巻き添え被害が生じていてもおかしくなかった事態と言えます。警察幹部は改めて非常事態宣言中に治安は改善したことを強調していますが、宣言終了後もギャング組織の活動の把握や構成員による銃撃等を防ぐべく取り組むと発言しています。

 

万が一銃撃や爆発音を確認した場合には、不用意に野次馬として集まるのではなく自分の身の安全を保護した上でその場を速やかに離れる、物陰に隠れるといった緊急事態発生時の3原則を守るようおススメします。

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