ニジェール北西部インド人5名の誘拐事案

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2025年4月25日ニジェール北西部、マリやブルキナファソとの国境に近いサコイラ村落付近で現地で事業展開するインド企業の社員ら5人が武装集団により誘拐されました。警護に関わっていたと思われるニジェール兵12名が殺害されたとのこと。現在インド政府を含め解放交渉が進められています。

 

事件が発生したのは25日の出来事でしたが治安当局の情報提供により一般メディアが報じたのは4月28日だったとのこと。ニジェールの治安当局関係者によれば、武装集団による襲撃によって12人の兵士が殺害された後他現地のダム建設に関わるインド系企業従業員5名が連れ去られたとのこと。いずれもインドのジャルカンド州出身者であり、同州政府も本事案の発生を認めています。

現時点で誘拐を実行した武装勢力は不明であり犯行声明も発表されていません。本年に入り、ニジェールではオーストリア人、スイス人、モロッコ人等外国人誘拐が相次いでいます。

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