セネガル首都市内でのひったくり注意情報

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2025年5月8日、11日とセネガル首都ダカール市内プラトー地区で日本人のひったくり被害が報告されています。毎年、イスラム教の犠牲祭(タバスキ)前後には金銭的事情で犯罪が増えるとの統計があり、現地日本大使館から在留邦人に向けて犯罪被害予防、対策を徹底するよう注意喚起がなされています。

 

現地大使館からの情報によれば、日本人が被害に遭ったひったくりの状況は以下の通りです。

○5月8日22時40分頃、ダカール市内プラトー地区の歩道上において、タクシー待ちをしていた邦人の後方から接近して来た2人乗りバイクの後部座席の者が、手にしていたスマホ1台をひったくり逃走。被害者に怪我はなし。
○5月11日21時0分頃、ダカール市内プラトー地区の裏路地において、帰宅途中の邦人の後方から接近してきた2人乗りバイクの後部座席の者が、被害者のショルダーバッグをひったくり逃走しようとしたものの同人の抵抗に遭いそのまま逃走。被害者に怪我はなく実害はなし。(抵抗すると引きずられ大怪我する事案も発生していますので十分御注意ください)

 

一般論としてひったくりやスリは入念な準備や特殊な武器を必要とせず、警戒心の薄い人を見かけた場合に狙いを定め盗みを働くことがほとんどです。最低限の警戒をしていない状況下では、皆さんが格好の標的となりえる点も踏まえ、犯罪対策にご注意下さい。

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