ボリビア中部広範囲での洪水警戒警報

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2025年12月21日ボリビア気象当局は中部サンタクルス、コチャバンバを中心として6つの県に洪水警報を発しました。19日には両都市を結ぶ幹線道路が崩落するなど既に死傷者が多数報告されています。更なる増水・土砂崩れへの警戒が必要です

 

ボリビアでは現在雨季を迎えており、今年は例年よりも降水量が多く河川の水位も高い状況です。その状況下、サンタクルス県を中心に豪雨が発生し、12月13日、サンタクルス市からピライ川に沿って南西に位置するエルトルノ市で洪水が発生し少なくとも20名が死亡しています。加えて19日にはサンタクルスとコチャバンバを結ぶ幹線道路で大規模な崩落事案が発生し交通が一部寸断されています。

 

ボリビアの気象当局は、直近の予報を基に21日~23日までラパス、コチャバンバ、サンタクルス、ベニ、タリハ、ポトシの6つの県で河川氾濫の可能性があるとして警戒を呼びかけました。今後の局地的な豪雨や急激な増水、土砂崩れ等に伴う被害に十分な注意が必要です。発生する可能性があります。現地滞在中の方や渡航を予定している方は、対象地域における最新気象情報に十分ご注意の上、安全を確保した上で行動するようご注意下さい。

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