ナイジェリア ラゴス市内デモ隊と治安当局の衝突

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2026年1月28日ナイジェリアの主要都市ラゴス市内でデモ参加者と警察の衝突が発生し、複数の負傷者が確認されています。大規模な立ち退きに対する州政府への抗議が背景にあり、当面同様の抗議活動が続く可能性があります

 

衝突はラゴス州議会付近で行われた抗議デモ中に発生し、警察が実弾や催涙ガスを使用して群衆を排除したとされています。現地報道によるとデモには1,000人以上が参加し、少なくとも17人が負傷しており、その中には記者も含まれているとのことです。今回のデモは、ラゴス州内で進む大規模な住宅撤去政策に対する住民の不満が背景にあり、撤去によって生活基盤を失った住民や支援団体が、議会に対し停止措置と救済策を求めて集まったものです。現場では一時的に交通が混乱し、周辺住民の移動にも影響が生じています。

 

警察当局は、デモ隊が議会施設に接近し治安上の脅威があったと主張し、対応は必要な措置だったと説明しています。一方、参加者側は平和的な抗議だったと反論しており、現地の市民団体は過剰警備を非難しています。ラゴスでは2025年12月以降、州政府による一連の撤去措置が続いており、これに対する抗議活動が複数回発生していました。2026年1月にも、住民が強制撤去の停止と補償を求めて集会を行い、治安部隊との緊張が高まっていたとされています。こうした継続的な不満の蓄積が、今回の衝突につながったとみられます。

 

住宅撤去をめぐる住民の不満は根強く、情勢は不安定な状態が続いており、今後も同様の抗議活動が続く可能性があります。周辺滞在中の方は、群衆の集結地点や治安当局が警戒を強化している州政府施設近隣への接近を避けるようおススメします。

 

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