2026年5月15日アフリカ東部沖のコモロ、アンジュアン島でデモ隊と治安部隊が衝突し少なくとも1名が死亡、5名が負傷しました。治安部隊が催涙ガスを使用したとの情報もあり、周辺地域では緊張が続いています
市民らのデモに端を発する今回の衝突は、市長と漁業組合との間で燃料価格上昇に関する会議が行われた翌日5月15日に発生しました。同組合は5月13日以降、燃料価格の急な上昇に抗議してストライキを実施しており、アンジュアン島のみならず、コモロ国内各地で同様の抗議行動や騒乱が報告されています。燃料価格をめぐる不満が広がっており、今後も抗議活動が継続する可能性があります。
ただし、燃料価格の上昇の主要因は同国の政治や経済ではなく、中東湾岸情勢が起点となっており、容易に問題は解決しません。当面類似のデモや衝突が発生しうる状況は続くと想定されます。コモロを管轄する在マダガスカル日本国大使館からも以下の注意喚起が発せられていますので滞在中の方はご注意下さい。
・デモや集会の周辺には近づかないようにし、不必要な外出を控えてください。
・現地報道、警察当局及び関係機関等から最新の治安情報を入手してください。
・万一、騒乱や衝突に巻き込まれた場合には、身の安全を最優先し、安全な場所に退避した上で、警察等の関係機関に連絡してください。

