2019年10月19日より、チリでは首都サンティアゴで発生した地下鉄運賃値上げに伴う国民の抗議活動が全国的な政府批判に発展しつつあります。大統領が地下鉄運賃値上げを撤回し、国民に謝罪するとともに経済改革を約束しましたが、政府批判が完全には収まっていません。
騒動を鎮静化させるための手段としてチリ政府は国内各都市に非常事態宣言を発令し、夜間の外出禁止などを打ち出しています。(チリ政府公式通知)
現時点で発表されている都市別夜間外出禁止令時間帯は以下の通りです現地政府によれば今後外出禁止令の範囲や時間帯が変更になる可能性もあるとのこと。滞在中の方は最新の現地情報にご注意ください。
・首都圏州:23日午後10時~24日午前4時
・アリカ市、イキケ市、アルト・オスピシオ市:23日午後10時~24日午前5時
・アントファガスタ市、メヒジョネス市、トコピージャ市、カラマ市:23日午後9時~24日午前5時
・ランカグア市、オソルノ市:23日午後8時~24日午前6時
・ラ・セレナ市、コキンボ市:23日午後8時~24日午前5時
・バルパライソ州:23日午後6時~24日午前5時
・コンセプシオン県:23日午後6時~24日午前6時
・バルディビア市、タルカ市、プエルト・モン市:23日午後9時~24日午前6時