タイ南部ヤラ県警備隊詰所襲撃事案

この記事のURLをコピーする

2019年11月5日夜、タイ南部ヤラ県の地元警備隊詰所を正体不明の武装勢力が襲撃し、少なくとも15人が死亡しました。

 

現地警察当局によれば、地元で武力闘争を続ける分離独立派とみられる武装勢力が警官や警備員の集まっていた詰所を襲撃し、現場で12人が死亡、病院で3名が死亡し、5名が負傷しているとのこと。武装勢力は詰所にあったライフル銃や爆発物などを持ち去ったとされています。

 

タイ南部ではイスラム教に基づく武装勢力がタイ政府の支配に反発して分離独立運動を継続しており、今回事件が発生したヤラ県及びその周辺に対しては、日・米・英・豪いずれの国も同国の他地域よりも脅威レベルを高く設定しています。

海外安全メールマガジン登録