タイでの台湾人麻薬組織摘発事案

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2023年8月19日タイ首都バンコク近郊で台湾人を中心とした麻薬組織の摘発が行われ、台湾人6名とタイ人1名が逮捕されました。犯人らは組織的に大麻や覚せい剤の売買を行っていたとされており、両国警察が協力して捜査を進めていました

 

摘発は首都バンコクの東側サムットプラカーン県にあった麻薬組織「カイフアン」の拠点で行われました。報道によれば、同組織は近々タイから台湾に向けて多量の薬物を輸送する予定であったとされています。今回逮捕された6名は台湾人を含めタイの薬物対策法に基づき処罰される予定であり、厳罰も想定されます。

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タイ・台湾両国人が関わる麻薬組織の拠点での家宅捜索(FocusTaiwanのウェブサイトよりキャプチャ)

なお、タイ警察と台湾警察は7月にも両国国民が関わる麻薬取引の現場をとらえ、複数名を逮捕しています。

タイでは医療用大麻の使用は合法ですが、日本人の皆さんにはタイ国内で安易に大麻を使用することはおススメしません。

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