2020年5月24日香港市内中心部で複数の反政府デモが発生しました。無許可で行われたデモということもあり、治安当局も強制的な排除に乗り出しており、催涙弾などを使用しています。
昨年夏にも香港で民主化デモが勢いを増していた時期がありましたが、今回は中国政府による香港の支配強化(国家安全法制定)の動きへの抗議が発端となっています。中国政府の方針が変わらない限りデモの原因はなくならないと想定されます。香港での滞在中は最新のデモ情報に十分注意し、デモ会場には近づかないといった安全確保上の工夫が必要です。