2020年5月27日現地午前、アメリカカンザス州とミズーリ州を結ぶセンテニアル橋上で男が銃を持ち出し発砲を始める事案が発生しました。近くに居合わせたカンザス州の軍警察官が犯人の車両に自身の車両を衝突させ、被害の拡大を防ぎました。混雑した橋梁の上での銃撃事件でしたが、銃弾を浴びた車両は2台、負傷者も1名で済みました。
道路上や商業ビル、政府施設等公共の場で突発的に発生する「無差別銃撃事案」を確実に回避することは困難です。万が一銃撃事案(active shooter event)が発生した際には安全対策の三原則である「逃げる・隠れる・抵抗する(Run Hide Fight)」を実践してご自身の安全を確保してください。今回事件の拡大を阻止したのは治安要員としての訓練を受け、銃器の扱いにも慣れていた人物です。一般の日本人が同じように、事件への介入を試みる行為はおススメできません。