2020年6月13日イスラエルが支配するテルアビブ・ジャッファ市でアラブ系住民が抗議運動を行い、観光地である時計塔や市庁舎等で治安当局との衝突が発生しました。市側が路上生活者用にシェルターを建設しようとしていた場所がイスラム教徒の埋葬地であり、これに抗議する住民らの活動が暴力を伴ったデモに発展している状況です。
14日、警察は暴動に関わった少なくとも5名を逮捕して、治安回復を図っていますが、イスラエル・パレスチナ周辺は元来宗教間の争いがある土地柄です。今後も抗議デモや治安当局の過剰な暴力に反対する運動などが継続する恐れがありますのでご注意ください。