イスラエル中央部テルアビブ市内銃撃事案

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2022年3月29日イスラエル​​​​​​中央部テルアビブ近郊 Bnei Brakで、銃を持った男が通行人や車に向けて無差別に発砲し、イスラエル人5人が死亡しました。犯人はアラブ系住民と見られており、治安当局によって現場で射殺されています。

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店舗等立ち並ぶ公道上で銃撃が発生。警察・救急車両が多数集結した(ロイターのウェブサイト動画よりキャプチャ)

 

同国では22日、南部ベエルシェバでイスラム国(IS)に感化されたとされるアラブ系住民の男が車や刃物で市民を襲撃し、4人が死亡。27日には北部ハデラでアラブ系住民2人が銃を乱射して2人が死亡しており、ISが犯行声明を発表しています。直近続いている事案による死者は11人に達しています。

イスラエル当局は23日以降、イスラム教暦のラマダン月間前後の警戒レベルを引き上げる旨発表していますが、一般大衆も犠牲になる事案が続発している状況です。

​​明日3月30日は​​パレスチナ人における「土地の日」であり、例年デモ行進等が行われています。相次ぐテロ事件に緊張が高まっていることから、各地で衝突が発生する可能性も否定できませんので、現地滞在中の方は最新情報にご注意ください。

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