アルジェリア反政府デモの継続

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アルジェリアでは政治的な混乱が継続しています。

先月ブーテフリカ大統領が辞任を表明し、4月10日には大統領府が大統領選挙を7月4日に実施することも発表しました。他方で、ブーテフリカ大統領の辞任を求めていた国民らは、暫定大統領のベンサラ氏の退陣も要求するなど、反政府抗議活動を止めていません。毎週金曜日、首都アルジェのグランド・ポスト周辺で行われている抗議集会に参加する人数も増加傾向です。

 

AFP通信社の記事に掲載されているデモの様子

 

現地からの報道によると反政府抗議集会には高齢の女性も参加しており、決して若者らのみによる一過性の動きではないことが読み取れます。

 

アルジェリアの首都アルジェはオスマン帝国時代に建設された旧市街が世界遺産に認定されるなど、観光地としても有名です。ゴールデンウィークや夏休み等長期休暇を利用しての旅行も可能ですが、現在の治安情勢を認識せずに現地入りすることは大変リスクが高いと言えます。

 

在アルジェリア日本大使館は在留邦人や旅行者に対し繰り返し、最新の現地情勢を伝え注意喚起を発信していますのでご参考になさってください。

 

 

 

 

 

 

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