2018年11月20日カメルーン南西州クンバで中学校の生徒約20名と教師が武装勢力によって誘拐されました。事件発生後、カメルーン軍が救出作戦を開始し、武装勢力9名の拠点を襲撃、1名を拘束し、残る8名は度重なる銃撃戦で殺害することに成功しています。カメルーン軍は9名分の銃を押収した旨発表しており、写真も公開しています。
カメルーンの英語圏(西部の北西州および南西州の2州)では先月も武装勢力が学校を襲い、生徒80名を誘拐する事案が発生したばかりでした。英語圏の独立を訴えるグループはカメルーン政府が行う教育に反対しており、今後も学校の襲撃が継続する可能性があります。