カメルーン英語圏での銃撃事案

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​​​​2022年1月12日カメルーン南西部ブエア市の市場で、英語圏の独立を訴える武装勢力と政府軍との間で銃撃戦が発生し、2人死亡、5人が負傷し、民間人も犠牲となっています。爆発装置を使用したとの報告もされています。

カメルーン南西部と北西部の英語圏では同国から独立を求める武装勢力が活動しており、政府軍との衝突が度々発生しています。現在サッカー・アフリカネイションズカップが開催されており、英語圏内での試合開催に反対している分離主義者が犯行声明を出しました。

 

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アフリカネーションズカップへの攻撃を予告するカメルーン英語圏分離派によるポスター(Daily Mailのウェブサイトよりキャプチャ)

 

 

アフリカネイションズカップは2月6日まで開催されており、カメルーン国内6つのスタジアムで試合が行われます。分離主義者は攻撃を示唆していますので、英語圏内にあるリンべのスタジアムだけでなく、ドゥアラや​​​​バフサムなど英語圏周辺のスタジアムでも注意が必要です。

 

なお、上記アフリカネイションズカップとの関連性は不明ですが同日、英語圏の北西州バメンダでは弁護士でもある上院議員が射殺される事件も発生しています。

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