コンゴ民主共和国首都での閣僚宅襲撃事案

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2024年5月19日コンゴ民主共和国首都キンシャサ市内でカメレ副首相宅を20人程度の武装集団が襲撃する事案が発生しました。警備員及び軍が応戦し、同国軍が襲撃犯らを鎮圧しました。また大統領府にも襲撃が行われたとの情報があります。軍はクーデター未遂の試みを防いだと発表しています。

 

19日早朝、元コンゴ民主共和国軍参謀総長で現在副首相兼経済大臣の地位にあるヴィタル・カメレ氏の邸宅が武装集団によって襲撃されました。カメレ氏及びその家族は無事でしたが、警備員が2名死亡し、襲撃犯ら複数が死亡しています。襲撃犯の中には白人もおり複数の外国人が関与していたとみられています。

拘束された襲撃犯の一味に寄れば、カメレ氏だけではなく同国首相やもう一人の副首相も標的であり、大統領府の占拠も目論んでいたとのこと。比較的大きなクーデターの試みであったと思われます。大統領府周辺でも銃撃戦が発生し複数の襲撃犯が死亡しています。

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