2026年4月11日ケニア南部、首都ナイロビ郊外のキクユで開催された政治集会において衝突が発生しました。現地では警察が催涙ガスを使用し、複数の負傷者が出るなど混乱が広がっています。滞在中の皆様は特に政治的なイベントや集会が予定されている場所には近づかず、安全確保を最優先に行動するようおススメします
衝突は、元副大統領リガシ・ガチャグア氏が同日午前に予定していた政治集会に向けた移動の過程で発生しました。集会開始前の早朝から正体不明の若者らが南部バイパス周辺でタイヤを燃やし、トレーラーを道路上に停めるなどして封鎖を行い、交通が大きく混乱しました。警察が封鎖解除のため出動し、周辺道路では渋滞と混乱が続きました。
午前9時頃、ガチャグア氏がキクユ中心部に到着した際、警察は群衆を解散させるため催涙ガスを使用し、現場では逃げ惑う人々や石を投げる若者の姿が確認されました。複数の報道では、警察が一部で実弾を使用したとの証言もあり、数名が負傷したとされています。ガチャグア氏は車列から平和裏に集会を行うよう支持者に呼びかけましたが、警察は再び催涙ガスを使用し、混乱はさらに拡大しました。商店の閉鎖や交通の停滞が続き、住民生活にも影響が出ています。
今回の衝突の背景には、2024年以降続いているガチャグア氏と政府側の対立があり、政策姿勢の違いや与党内の権力争いが緊張を高めていたと報じられています。
キクユ周辺では政治集会に関連した混乱が続く可能性があるため、現地に滞在されている方は最新の治安情報を随時確認することが重要です。在ケニア日本大使館からも、政治集会周辺では突発的な衝突が発生し得るとして注意が呼びかけられています。


