ケニア米軍共同基地への襲撃事案

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2020年1月5日ケニア南東部ラムにある米軍とケニア軍が共同で使用していた軍事キャンプに対し、武装勢力が大規模な襲撃を行いました。少なくとも米国人3名が死亡し、襲撃を実行した武装勢力も4名が死亡したと報じられています。また、軍事用のヘリコプターや戦闘機にも損害が発生しているとのこと。

 

襲撃事案の影響で、近隣の民間飛行場であるラム空港が一時閉鎖されましたが現在は運用を再開しています。

 

本事案はケニアで長く武力行使を継続しているアルシャバーブが犯行声明を発表しており、犯行声明では「軍基地の一部を支配した」、「ケニア軍人9名を殺害し、米国軍人17名を負傷させた」「軍事用航空機7機、軍用車両5台を破壊した」といった文言が含まれており、戦果を強調しています。

アルシャバーブが公開した軍用航空機の炎上の様子
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