マダガスカル東部サイクロン被害の影響

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2026年2月10日夜、マダガスカル東部に上陸したサイクロン「ゲザニ(Gezani)」により、同国第2の都市トアマシナを中心に甚大な被害が発生しています。2月12日時点の発表によれば、これまでに少なくとも38名が死亡し、6名が行方不明、400名以上が負傷しました。被災者は25万人以上に達し、約8,800人が避難生活を余儀なくされているとされています。

サイクロンは上陸時に最大風速250km/h(秒速70m)に達し、トアマシナ市内の建物や住宅が広範囲で倒壊しました。軍事政権下のマダガスカル国家リスク災害管理局(BNGRC)は、家屋の倒壊による死者が多いと説明しており、市内の75%が被害を受けたとの政府発表もあります。道路は倒木や瓦礫で寸断され、停電や通信障害が続いています。

サイクロンは内陸に進むにつれて勢力を弱めたものの、依然として複数地域で浸水や土砂災害のリスクが残っており、救助活動は難航しています。国際移住機関(IOM)は緊急支援チームを派遣し、避難所支援や物資供給を開始したと発表しています。

周辺在留邦人や渡航者の皆様におかれては、被害が発生している地域には近づかず、最新の気象情報や現地当局の指示を確認しながら行動してください。停電や道路寸断が長期化する可能性があるため、食料・飲料水・通信手段の確保に努め、不要不急の外出は控えるようお願いします

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