マリ北部アルジェリア国境でのロシア傭兵襲撃事案

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2024年7月25日現地午後、マリ北部アルジェリア国境付近ティンザウテン近郊でトゥアレグ人武装勢力がマリ軍とロシア人傭兵の車列を待ち伏せ攻撃しました。攻撃によりロシア人傭兵5名とマリ軍人10名が死亡し、装甲車が複数破壊されています。マリでは国内各地で武力衝突が続発しています

 

当初発生したトゥアレグ人武装勢力による待ち伏せ攻撃の後、ロシア人傭兵が所属するマリ軍一団と武装勢力の衝突は翌朝まで断続的に継続しました。ロシア人司令官によれば、けが人救出のためヘリコプターを派遣したとの発言も報じられており、ロシア人がマリ国内で大規模に展開していること、マリ軍がロシア人兵士らと密に連携していることがうかがえます。

 

現時点でマリに対しては首都バマコを除き全土に高いリスクレベルが設定されています。現状一般の方はマリへの入国をおススメできる状況ではありません。

【参考】マリ治安最新情報

FAMAとロシアの傭兵は、自然の障壁が限られた低地に追いやられた。
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