マリ首都市内軍学校への襲撃事案

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2024年9月17日現地早朝、マリ首都バマコ市内の憲兵隊学校とその周辺で武装集団による襲撃事案が発生しました。同国軍の発表によれば、襲撃を軍が食い止め、2名のテロリストを逮捕したとのこと。一時周辺が封鎖されましたが、現在は解除されています。

 

本件は首都バマコの南部に位置し、市中心部と国際空港の間にあるファラディー地区で発生しました。どのような背景から襲撃が実行されたのかは不明ですが、本件に対し、アルカイダと関連があるとされるイスラム教過激派武装グループJNIMが犯行声明を発表しています。。ただし、17日午後以降バマコ市内で目立った混乱は発生しておらず、市民生活も平常通りに見受けられます。

 

マリ北部では過激派武装グループによるテロや襲撃事案が続発していますが、首都バマコで類似の事案が発生するのは2016年以来約8年ぶりです。

 

本事案の発生を受け、在マリ日本国大使館は在留邦人に対し不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。また当面の間更なるテロ・襲撃事案への警戒を怠らないよう呼びかけています。

 

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