2020年8月11日、モザンビーク北東部カーボデルガード州で武装勢力による襲撃によりモシンボア・デ・プライア港が占拠されたと報じられています。同地域の主要港であるモシンボア・デ・プライア港周辺ではこの数日ISに関連するとみられる現地武装勢力が攻勢を強めていました。
NEW – #ISIS appears to have captured the #Mozambique port city of Mocimboa da Praia today after a days-long assault.
In addition to the port itself, 2 military bases were taken, despite air support from South African mercenaries.
Dozens reportedly killed. pic.twitter.com/H7DEUW2E9O
— Charles Lister (@Charles_Lister) August 12, 2020
周辺地域では近年天然ガス田の開発が進められており、多くの資源関連企業が進出しています。ただし、カーボデルガード州では徐々に反政府武装勢力の支配地域も広がっていると言われており、今般の攻勢によるモシンボア・デ・プライア港の占拠はモザンビーク政府や資源開発計画にとって大きな打撃となる可能性もあります。