ナイジェリア北部女子学校襲撃・誘拐事案

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2021年2月26日ナイジェリア治安当局は北部ザムファラ州のジャンガベ公立女子校を武装した一団が襲撃し、少なくとも317名の生徒らが誘拐されたと発表しました。一部報道では400人以上が誘拐されたとの情報もあります。犯行グループは女子生徒らを連れて森林地帯に入ったと見られており、行方がつかめていません。

 

ナイジェリア北部では身代金を目的とした村落襲撃・村民誘拐が断続的に発生していましたが、今回の誘拐事案の動機や犯行主体はまだわかっていません。

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多数の女子学生が誘拐されたジャンガベの位置(DWニュースの動画からキャプチャ)

 

 

 

ナイジェリアでは2月16日にもカガベで学校が襲撃され30名以上の生徒が誘拐される事案も発生しています。

 

3月2日、ナイジェリア政府は拉致されていた女子生徒279名全員が解放されたと発表しました。当初誘拐されたと思われていた生徒の一部は学校付近の藪に隠れており、誘拐されていたのは279名だったことが判明しています。多くは無傷であり、一部は連れ去られる過程で足等を負傷していたものの命に別状はないとのことです。

 

【参考】

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