ナイジェリア首都近郊学校での爆発事案

この記事のURLをコピーする

2025年1月6日ナイジェリア首都アブジャ近郊の学校で、深夜に爆発が発生し少なくとも2名が死亡しました。死亡したのは爆発物を持ち込んでいたとみられる3人組のうち2人とのこと。一般人には被害は発生していませんが、爆発物を何等かの目的で同国北部から首都近郊に持ち込んだいたことは現地のテロリスクを示唆するものです

 

爆発はアブジャ銀行のイスラム教学校で発生しました。北部カツィナ州から同校を訪れていたと見れられる男3人と爆発物の購入に来ていたとみられる女1名が爆発現場におり、男2名が死亡、男女が重症とのこと。また、同校の所有者(経営者)も逮捕されています。

 

ナイジェリアではしばしば爆発物を用いたテロ行為が発生しています。昨年2024年には6月29日、30日と連日北東部ボルノ州で爆発が発生し、18名が死亡、48名が負傷する事案が発生していました。

首都や最大都市ラゴス等主要都市部での大規模テロは直近発生していませんが、爆発物が首都近郊まで持ち込めてしまうことを示唆する事案であり、引き続きテロへの警戒は必要と言えます。

海外安全メールマガジン登録