2025年10月20日ナイジェリアの首都アブジャで人権団体や学生らを中心とした反政府抗議集会が呼びかけられています。衝突等の可能性も否定できませんので群衆への接近はおススメできません
10月14日から呼びかけが始まっているのはナイジェリア政府が拘束しているビアフラ人民解放運動（IPOB）指導者の解放を求める抗議集会です。ナイジェリア学生連合（NANS）や人権活動家らが主導しており、「#FreeNnamdiKanuNow」（ナンディ・カヌ氏の即時解放を！）という呼びかけがSNS上で拡散しています。
現時点でどの程度の参加者が集結するか見通しは難しいものの、現地報道では首都アブジャや最大都市ラゴス等で交通規制や警備強化が見込まれる旨報じ始めて居ます。特に大統領府周辺や国会議事堂等につながる幹線道路等では通常通りの移動が難しくなる可能性があります。
抗議集会の主催者側は平和的なデモを行う旨強調していますが、実際に多数の参加者が集結した場合治安部隊との衝突が発生する可能性も否定できません。滞在中の方は現地最新情報に十分注意し、20日は特に都市部の群衆終結地点には近づかないようおススメします。
