ナイジェリア北東部モスクでの爆発

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2025日12月24日ナイジェリア北東部マイドゥグリ市内のモスクで爆発が発生しました。少なくとも7名が死亡、35名が負傷しています。市場や礼拝施設など人が密集する場所に長居する行為はおススメしません

爆発はマイドゥグリ市中心部のガンボル市場にあるモスクで、夕方の礼拝が行われていた午後6時頃に起きました。現場は一時騒然となり、負傷者が多数搬送されたと報じられています。治安当局は爆発物処理班を派遣し、周辺を封鎖して調査を進めています。犯行声明は出ておらず、現時点で実行主体やその目的は不明です。

マイドゥグリは長年、ジハード主義組織ボコ・ハラムとイスラム国西アフリカ州の分派による反乱の拠点となってきた地域ですが、市内での大規模な事件は近年減少していました。一方でナイジェリア北東部では武装勢力による攻撃が断続的に発生しており、今回の爆発も治安情勢の不安定さを改めて示すものとなりました。今後、当局は監視強化と周辺地域の警戒を続ける見通しです。

現地に滞在している方や渡航予定のある方は、外務省が同地域に対して危険情報を発出していることを踏まえ、不要不急の外出を控え、安全情報の収集を継続することが重要です。市場や礼拝施設など人が密集する場所への立ち入りは避け、治安当局の指示に従うようおススメします

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