ソマリア中部爆発によるジャーナリスト死亡事案

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2022年6月27日ソマリア中部マタバン地区で道路脇に仕掛けられた地雷ないし即席爆発装置によって州知事やジャーナリストの乗った車を含む車列が被害を受けました。ジャーナリストを含む3名が死亡、他に10名以上が負傷しています。

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事件現場となったマタバンを含むヒラン州では2週間前に武装勢力に対する掃討作戦が行われています。今般の事案は掃討作戦に対する反撃の一部として州知事が標的となった可能性が想定されます。

 

事件現場は首都モガディシュから幹線道路で直結している土地柄で、エチオピアとの国境からもほど近いエリアです。日本政府外務省はソマリア全土に対し継続して「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発令しています。業務等でどうしても現地に渡航する場合でも今般のような事案が発生しうる点を十分に認識し安全対策や現地の移動経路、タイミング等の検討を怠らないようおススメします。

 

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