スーダン燃料値上げに伴う市民抗議活動

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2021年6月9日スーダン政府から燃料の値上げが発表されたことを受け、撤回を求める抗議活動が呼びかけられています。首都ハルツームではタイヤを燃やし、道路を封鎖するなどの行為に及んでいます。

 

首都ハルツームのガソリンスタンドにできた行列(Voice of Americaのウェブサイトよりキャプチャー)

同国では2019年、物価の高騰や生活必需品の不足等の不満から、大統領の辞任を求める全国的な反政府デモに発展し、デモ関連の死者が30人以上に及んだ経緯があります。数年来改善されない経済状況、燃料価格の上昇に伴う関連商品の高騰などの不満が高まり、今後抗議活動がエスカレートする可能性も否定できません。

 

滞在中の方は、当面の間現地ニュース等に十分注意し、群衆が集まる場所を避ける等危険回避の行動をおススメします。

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