スーダン内戦に伴う首都近郊空爆

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2023年7月8日スーダン首都ハルツームに隣接するオムドゥルマンでスーダン軍が空爆を実行し、女性や子供を含む少なくとも22名が死亡しました。スーダンでは本年4月から正規軍と準軍組織RSFの軍事衝突が断続的に続いており、現在も立ち入りは危険です

 

正規軍は準軍組織の拠点を狙ったとしていますが、一般人の居住地等にも空爆の影響が及び死傷者が多数出ている模様です。準軍組織側の発表では31名が死亡したとされています。2023年4月の内戦発生以来一回の衝突・軍事行動として民間人が死亡した数では最悪となる事態です。

2023年4月24日の時点で現地に駐在していた在スーダン日本国大使館関係者や現地の開発に尽力していた国際協力機構(JICA)の関係者等は内戦の影響を避けるため全員退避しています。現時点で外務省やJICA関係者もスーダンへ戻るめどは立っておらず一般の方が現地入りするのはなおさらおススメできません。

 

なお、南スーダンとスーダンは別の国となりますのでご注意下さい。

【参考】スーダン最新治安情報

 

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