2021年10月21日スーダン首都ハルツームや複数の都市で、暫定政府支持者による軍事政権反対デモを行われました。一部デモ隊はタイヤを燃やすなどの暴力行為に及び、40人以上が負傷しています。警察は群衆を解散させるために、催涙弾や実弾を使用しました。
スーダンでは9月下旬に旧政権支持者による軍事クーデター未遂が起きて以降、各地でクーデターを支持する反政府デモも起きており、ここ数日間大統領邸での座り込みも行われていました。
今後も両支持者間で衝突が発生する可能性も否定できません。デモ隊や治安当局が集結している地点を見かけた際には速やかにその場を離れるようおススメします。
10月27日まで、クーデターを非難するデモが散発的に発生しています。軍との衝突も相次いでおり、これまでに少なくとも10名が死亡、140名以上が負傷しています。今週土曜日30日には大規模な抗議活動が呼び掛けられており、さらなる混乱も否定できません。在スーダン日本国大使館も滞在中の日本人に対し外出を控えるよう注意喚起を発出しています。