スーダン西部モスクへのドローン攻撃

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2025年9月19日スーダン西部の都市エル・ファーシルで、朝の礼拝中のモスクがドローン攻撃を受け、少なくとも75人が死亡しました。実行犯は準軍組織RSFとされており、政府軍と準軍組織の内戦が継続する中で一般人の犠牲が増加しています

 

本件は2023年来継続する政府軍と準軍組織RSF間で継続している内戦に関連した暴力の一部とみられます。ただし、モスクで礼拝中の一般人が多数死傷する結果となっておりその影響は深刻と言えます。国連機関は「宗教施設への攻撃は戦争犯罪に該当する」と非難し、加害者の責任追及を求めています。

現地では準軍事組織RSFと政府軍の戦闘が続いており、一般の方がスーダンに入国することは全くおススメできません。国連やその他組織の業務の都合上現地入りする場合には組織的な安全対策と脱出策を用意の上、活動できる状態を確保するよう推奨します。

 

なお、本事案はハルツームを首都とするスーダンでの事案であり、ジュバを首都とする南スーダンでの事案ではありません。

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