タンザニア選挙後の混乱

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2025年10月29日タンザニアで全国総選挙が実施されて以降、中心都市ダルエスサラームなどで抗議活動が発生し治安当局が警戒を強めています。また同市では夜間外出禁止令が発令されており、滞在中の方は現地最新情報に十分ご注意下さい

 

29日にタンザニアでは大統領選挙、総選挙が、行われました。選挙に先立って最大野党党首トゥンドゥ・リス氏は国家反逆罪で収監され、第二党ACT-Wazalendoの候補者も選挙管理委員会により出馬を認められておらず、国民の一部は不満を持ったまま選挙が終了している状況です。

この結果、選挙を経てダルエスサラーム市内では抗議活動が確認されており、警察署が放火された事例も報告されています。衝突を抑制する目的で当局はダルエスサラーム市内に18時以降の夜間外出禁止令を発令しました。

 

今後、ダルエスサラーム市以外の地域でも外出禁止令や治安当局の追加配備等の措置が取られる可能性があります。滞在中の方は現地最新情報に十分注意し、安全確保を最優先に群衆への接近を控えるようおススメします。

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